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Event

おだやかな日常 at.まつもと市民芸術館

  • Posted by admin , Published on 2013.03.28 Thu , Category: Event , Tags:

「コーヒー淹れる、仕事する、放射線量を計る、そんな毎日。
見えない恐怖に胸引き裂かれた女性達はいかに大切なものを守る?」




2011年3月11日、東京近郊。同じマンションの隣同士の部屋に住むユカコとサエコ。その日もいつもと同じ日常が続くはずだった。地震とその後起こった原発事故がなければ、通路で挨拶を交わすだけの二人の人生が、思いもよらぬ形で交錯していくーー。
福島原発から漏れだす放射能は、ユカコの生活を少しずつ蝕んでいく。日常に入りこんでくる放射能を遮断できない苛立ちと不安は、夫との関係に揺らぎをもたらす。一方、震災直後に別の女性の元へ行ってしまった夫を頼ることもできず、ただ一人、子供を守らなければならないサエコは、娘の通う幼稚園での思い切った行動によって徐々に周囲から孤立していく。やがて不安を抑えきれなくなったサエコはある事件を起こしてしまうのだった…。


3.11直後、福島から微妙な距離にある東京では、「直ちに健康に影響はない」などの曖昧な政府のアナウンスや、あちこちに飛び交うデマが市民を疑心暗鬼に陥れていった。放射能という見えない脅威、見えない怪物にさらされた人々は、いったい何を思い、いかなる行動を取ったのか。内田監督の最新作『おだやかな日常』は、いわれなき風評被害や差別が巻き起こったパラノイア的な社会状況を生々しく再現するとともに、はからずも大切なものを守るために放射能の恐怖との闘いに身を投じたふたりの若い女性の運命を見すえていく。彼女たちの行く手に待ち受けるのは、予想だにしなかった周囲の人々との凄まじい軋轢、そして絶対的な孤独。容赦ないほど鋭い眼差しに貫かれた本作は、絶望のどん底に突き落とされてもなお這い上がろうとする人間の可能性を信じ、予定調和とはかけ離れた壮絶なクライマックスへとなだれ込んでいく。かくして極限のサスペンスと希望のありかを探る迫真のドラマ、その果ての息をのむほど美しい瞬間が、観る者の心を震わせてやまない衝撃的な問題作が完成した。
公式サイトより引用】


| 監督:内田伸輝
| 日時:2013年4月12日(金)
    19:30-(102分)
| 会場:まつもと市民芸術館 小ホール
    長野県松本市深志3-10-1
| 主催:NPO法人コミュニティシネマ 松本CINEMAセレクト
|TEL: 0263-98-4928
|E-mail: c_cinema04@hotmail.com
|HP: http://www.cinema-select.com

| プロフィール:

内田伸輝

1972年埼玉県上尾市出身。画家を目指し油絵を学んでいたが、高校時代に映画に目覚め、絵筆をカメラに持ち替え独自の世界観を映像で表現し始める。ドキュメンタリー『えてがみ』でぴあフィルムフェスティバル2003審査員特別賞、第28回香港国際映画祭スペシャルメンションを受賞した他、世界中の映画祭で上映され高い評価を受けた。初めての長編劇映画『かざあな』で第8回TAMA NEW WAVEグランプリや主演女優賞をはじめ、ぴあフィルムフェスティバル2008で再び審査員特別賞を受賞した。海外では、第27回バンクーバー国際映画祭コンペティション部門に正式招待される。2010年、長編劇映画2作目となる『ふゆの獣』で、第11回東京フィルメックス最優秀作品賞を獲得。第40回ロッテルダム国際映画祭のタイガーコンペティション部門や第35回香港国際映画祭、第13回台北映画祭など数多くの映画祭に招待され話題を呼んだ。


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