Guinea vol.5
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連載:そうだ、ギニア、行こう。第5便

  • Posted by admin , Published on 2013.02.12 Tue , Category: Topics , Tags:

第5便 コナクリライフラインアレコレ

太陽と一緒に起床。
外は快晴。雲はないけど澄み切った空、ではない。
空気中に土ぼこりが舞っているせいだろうか。一日外をウロつくと鼻クソが真っ黒になる。

コナクリはギニアの首都だが、ここは電気が一日おきくらいにしか使えない。しかも夕方から深夜未明までの間だけ。

ちなみに水道も一日おきにしか出ない。止まる日はバケツとコップがシャワーになる。
電気も水道もある夜は稀だ。

さらにガス調理器などというモノも滅多な家庭には存在しない。煮炊きは簡素な七輪のような器具、燃料は木炭だ。乾燥しているためその辺の落ち葉で簡単に着火出来る。アウトドア初心者のパパもアフリカにいけば我が子から尊敬の眼差しを送られるだろう。

主食は米。
炊き方が独特で水を少量づつ足しながら炊く。アフリカの母は偉大である。

あと感動したのがパン。
フランスの植民地だったこともありバゲットの形をした様々な大きさのパンが売られている。
道端でも売っているが、たまたまメゾン近くにパン屋があり朝なら焼きたての外パリパリ中モチモチが味わえた。これに香り高く濃厚なギニアのハチミツを塗りたくってほおばる…お供にネスカフェのインスタントコーヒーがあれば高級ホテルも真っ青な朝食の理想形である。

ギニアでの初の食事は生野菜のサラダだった。
到着した日の夜。
電気も無い暗闇に懐中電灯を灯し、この地ではレアな冷えたビールでこれから過ごす仲間達と乾杯した時のことは今も忘れない。


一日が終わり、夕方。
辺りが暗くなり始めた頃に玄関先に吊るされた裸電球にポッとあかりが灯る。電気がある事にこんなに感動した日はおそらくないだろう。
近所の家々からワッと歓声が上がり、みんな手を叩いてお祭り騒ぎだ。
そんな中、現地の人に混ざって奇声をあげて喜ぶ黄色い肌の男がいた。

…僕だった。

Author:

  • 岡本 雄(おかもと ゆう)
    1984年10月22日生まれ
    飛騨高山にてアフリカンパーカッショングループ「JUMBO」活動後、
    現在は地元である秋田在住。